ご入院の流れ
・施設ご見学
当院への転院をご希望される患者さまのご家族の方には、ご要望に応じてあらかじめ当院病棟を見学していただけます。お電話で「見学希望」とご連絡ください。
スタッフが院内をご案内しながら、入院までの流れや一日のリハビリメニューをていねいにご説明致します。
・ご面談
当院のソーシャルワーカーがご入院中の病院に出向き、当院病棟への転院の準備も含めて、ご家族とご一緒に面談させていただきます。
患者様の状態をご確認するとともに、ご希望をうかがわせていただきます。
入院は3カ月程度が標準ですが、半身不随や失語症の場合は長期間のリハビリが必要ですから、退院後の介護保険でのリハビリも念頭に入れて、リハビリ計画を立てます。
スタッフは経験豊富ですから、最初の段階である程度の見通しを立てることができます。介護保険の手続きをしていない方の場合は申請していただくことになります。ご自宅のバリアフリー改造や生活費確保についても早めに手を打つ必要がありますから、当院スタッフがきめ細かくご相談にあずからせていただきます。
リハビリだけでなくその周辺のデリケートな問題についても、市民病院の相談室スタッフ、ケアマネジャー、地域包括支援センターと当院スタッフが情報を共有し知恵を出し合って、ご本人とご家族の負担が軽くなるよう、望ましい解決のために連携して取り組むことが一番大切です。
・入院日ご連絡
ご入院の日取りを決定し、転院の手はずを整えます。
・入院日
転院していただき冨田病院病棟でのリハビリがスタートします。
「病診連携クリティカルパス」によって、入院中の診察内容、治療方針などはスムーズに当院に受け継がれます。
入院時に原則的に神経内科専門医が診察を行います。
・リハビリ計画決定
リハビリ専門医が中心になって、セラピスト、看護師、ソーシャルワーカーのチームが、患者さまとご家族のご意見をうかがいながら、当院でのリハビリメニューを検討します。患者さまの身体機能がどのようなレベルか分析し、ミーティングでリハビリの目標を設定、リハビリ計画を決定します。
・リハビリ開始
当院は24時間、朝起きたときからご就寝まで、入院生活トータルで、リハビリテーションを自発的に行っていただく環境が整っています。